FP無料相談のおすすめと活用法|保険代理店スタッフ7年が見た失敗しない選び方

目次

結論を先に書きます

FP無料相談は「家計の整理と保険・資産形成の方向性を第三者と一緒に確認する場」としては有用ですが、誰でもうまく使えるサービスではありません。保険代理店スタッフ7年・500件超の提案補助の現場で見てきた立場から整理すると、相談前の準備不足と「丸投げ姿勢」が失敗の主要因です。日本FP協会の有料相談料は1時間5,000〜20,000円が相場で、無料相談は保険会社からの販売手数料がFP側の収益源になっている構造(マネーキャリア・保険見直しラボ・ほけんのぜんぶ等)です。他のサイトが書いていないのは「代理店の内側から見た無料相談の使い方」の判断軸で、本記事ではこれを中心に整理します。

この記事の要点: – FP無料相談が無料で成り立つのは「保険会社から代理店・紹介会社に販売手数料が入る」モデルが背景にある(マネーキャリア・保険見直しラボ等の主要サービスはこの構造) – 相談で「詰む人」の共通点は「相談前に家計の数字を整理していない」「提案を丸ごと受け入れる姿勢」の2点。代理店現場では500件超のうち3割がこのパターンに該当 – 「うまく使う人」は「相談の目的を3点以内に絞る」「複数社で同じ相談をして比較する」「即決しない」の3つを守っている – 主要なFP無料相談サービス(マネーキャリア・保険見直しラボ・ほけんのぜんぶ・マネードクター等)は得意領域とFPの平均業界歴に差があり、相談テーマで選び分けるのが現実的 – 私自身は退職後にFP3級を取得し、家族の保険を全件見直して年間30万円削減した。FP3級の知識と複数社の見積もりがあれば、無料相談を「セカンドオピニオン」として使う設計が機能した – トラブル防止には、消費者庁「ステマ規制」と国民生活センター「PIO-NET」で確認される金融サービスの苦情パターンを事前に知っておくと判断が早くなる

FP無料相談が「無料」で成り立つ仕組み

「タダより高いものはない」という言葉が当てはまるかどうかは、無料の仕組みを理解しているかで決まります。代理店スタッフ7年で500件超の相談に立ち会った中で、相談者の8割は「なぜ無料で相談できるのか」を考えずに来場していました。

販売手数料モデルが背景にある

FP無料相談サービスの多くは、相談後に保険商品の契約が成立した場合、保険会社から代理店または紹介会社に販売手数料が支払われる構造で運営されています。生命保険の場合、初年度の手数料は契約年払い保険料の30〜80%程度、損害保険の場合は10〜20%程度が業界の一般的な水準とされています(金融庁「保険商品・募集に係る制度のあり方等」)。

代理店スタッフ7年の現場で見ていた肌感では、月10万円の年払い保険料の契約が成立すると、代理店には初年度で4〜8万円程度の手数料が入る計算でした。無料相談1件あたりの成約率を10〜20%程度と想定すると、相談を多数こなして契約に結びつけるビジネスモデルとして成立します。

このモデル自体は違法ではなく、保険業法に基づく募集行為として認められています。ただし「相談者の最適解」と「販売手数料が高い商品」が常に一致するわけではない構造的問題は存在します。

主要サービスはそれぞれ提携保険会社数に差がある

FP無料相談の主要サービスは、提携保険会社の数とFPの業界歴に差があります。マネーキャリアの公開情報では、3,500名以上のFPの中から優秀なFPを厳選し、ライフプラン・教育資金・家計・保険・資産形成・住宅ローンなどに対応するとされています。保険見直しラボは提携保険会社が生命保険27社・損害保険14社の合計41社、FP業界歴平均17.3年という経験豊富なコンサルタントが在籍と公開しています。

サービス名提携保険会社数(公式公開)特徴の傾向
マネーキャリア50社以上(生命・損害合計)ライフプラン・資産形成・住宅ローンまで対応領域が広い
保険見直しラボ41社(生命27・損害14)FP業界歴平均17.3年・保険特化
ほけんのぜんぶ40社以上子育て世帯の相談実績が公開されている
マネードクター40社以上全国対応・最短翌日面談可

各社の数値は公式サイト掲載情報を整理したものです。提携保険会社数は時期によって変動するため、申し込み前に公式の最新情報の確認をおすすめします。

「無料の理由」を知らずに相談すると判断軸がぶれる

代理店現場で気になったのは、「無料だから気軽に相談してみた」という姿勢の相談者ほど、提案された商品をそのまま契約しがちな傾向でした。500件超のうち、相談前に「自分で何を確認したいか」を整理していた相談者は2割以下で、残りは「FPに聞けば最適解が出てくる」という期待で来場していました。

無料相談の収益構造を知っておくと、「なぜこの商品を勧められたか」を冷静に判断する視点が持てます。「私が販売手数料を払う立場ではないが、保険会社経由で間接的に手数料が動いている」という事実を理解した上で相談に臨むのが、フェアな使い方です。

相談で「詰む人」と「うまく使う人」の3つの分岐点

代理店スタッフ7年・500件超の相談対応で観察した範囲では、FP相談の結果が良かったか悪かったかは、相談者側の準備と姿勢で7割が決まっていました。FPの腕の問題は残り3割程度です。

分岐点1: 相談の目的を絞れているか

「詰む人」の共通点は「漠然とした不安」だけで相談に来ることです。「将来が不安」「保険を見直したい」「老後資金が足りるか心配」という抽象的なテーマでは、FPの提案が散らかります。代理店現場でも、目的が3点以内に絞れている相談者の方が、満足度が明らかに高い傾向にありました。

「うまく使う人」は事前に「今回の相談で確認したいこと3つ」を文書化してきました。たとえば「①現在の医療保険の保障が過剰か②学資保険と投資信託どちらが教育資金に向くか③死亡保障の必要額の試算方法」のように、具体的なテーマに分解されていると、1時間の相談で具体的な答えが返ってきます。

分岐点2: 家計の数字を準備しているか

無料相談の現場で「家計の月次収支」「資産・負債の一覧」「現在加入中の保険一覧」を持ってきていた相談者は500件中100件程度(2割)でした。残りの8割は「だいたい月の支出は25万円くらい」「貯金は確か400万円くらい」という曖昧な数字で相談を始めていました。

数字が曖昧だと、FPは「平均的な世帯」を仮定した提案しかできません。代理店現場の経験では、数字を持参した相談者は「具体的にこの保険料が高すぎる」「この資産配分は変えた方がいい」という個別最適化された助言を受けていました。日本FP協会も「相談前の準備リスト」を公開しており(日本FP協会「FPに相談する」)、家計収支表・資産一覧・加入保険一覧の準備を推奨しています。

分岐点3: 即決を避けられるか

「詰む人」の最大の特徴は、その場で契約書にサインしてしまうことです。代理店現場では「今日決めれば来月から保障開始」「今月のキャンペーンが終わる」という訴求で即決を促す場面がありました。即決した相談者の3割が、後日「内容をよく理解していなかった」と再相談に来ていました。

「うまく使う人」は、提案を受けても「持ち帰って検討します」「家族と相談してから返事します」と即決を避けます。1〜2週間の検討期間を取ることで、提案内容の妥当性を冷静に判断できます。国民生活センター「金融・保険サービスのトラブル」でも、即決を促された結果のトラブル相談が継続的に寄せられています。

500件超のうち3割が「詰むパターン」に該当した

代理店現場で見た500件超の相談のうち、相談者の準備不足と即決姿勢で「契約後に後悔する」パターンに該当したのは約3割でした。逆に、目的を絞り・数字を準備し・即決を避けた相談者の満足度は7〜8割と高く、相談者の事前準備が結果に直結する構造でした。

主要なFP無料相談サービスの比較と選び方

無料FP相談の主要サービスは複数あり、得意領域や面談形式が異なります。代理店現場で「相談者がどこを選ぶと満足度が高いか」を観察した範囲では、相談テーマで選び分けるのが現実的でした。

サービスタイプ別の選び分け

相談テーマ向いているサービスタイプ理由
保険の見直し(生命・医療)保険特化型(保険見直しラボ等)提携保険会社が多く、複数社比較がしやすい
ライフプラン全般・資産形成総合型(マネーキャリア・マネードクター等)保険以外の領域も対応
子育て世帯の家計・学資子育て対応型(ほけんのぜんぶ等)子育て世帯の相談実績が公開されている
全国対応・地方在住オンライン強い系(マネードクター等)訪問・オンラインの両対応

代理店現場の経験では、相談者が「保険の見直し」と「老後資金」を同時に相談したいケースが多く、その場合は総合型のFP相談を選ぶ方が話が早く進みました。一方、純粋に保険の見直しだけなら、保険特化型の方が比較できる商品の幅が広く、相談者の満足度が高い傾向でした。

公開情報を元にした主要4社の概要比較

サービス名相談料主な得意領域面談形式公式情報の特徴
マネーキャリア何度でも無料ライフプラン・保険・資産形成オンライン・訪問3,500名以上のFPから厳選と公開
保険見直しラボ何度でも無料保険見直し全般訪問・オンラインFP業界歴平均17.3年・イエローカード制度
ほけんのぜんぶ何度でも無料子育て世帯・家計訪問・オンライン相談実績40,000件以上と公開
マネードクター何度でも無料ライフプラン・保険・住宅訪問・オンライン全国対応・最短翌日面談可

各社の概要は公式公開情報(2026年5月時点)を整理したものです。具体的なキャンペーン内容や提携保険会社数は変動するため、申し込み前に公式サイトでの確認をおすすめします。

イエローカード制度などの相談者保護の仕組み

保険見直しラボが導入している「イエローカード制度」は、強引な勧誘や担当者の質に問題があった場合、相談者からの申し立てで担当変更が可能になる仕組みです。代理店スタッフ7年の現場では、こうした制度が整っているサービスの方が、現場での無理な営業が抑制される傾向がありました。

マネーキャリアも「相談者からの評価」をFPに反映する仕組みを公開しており、相談者保護の体制が明示されているサービスを選ぶのが、トラブル回避の現実的な手段です。

保険代理店スタッフから見たFP相談との違い

私自身、保険代理店スタッフとして7年勤務した経験から、保険代理店とFP相談は似て非なるものという肌感を持っています。代理店現場と FP無料相談の現場では、提案の出発点が違いました。なお、私自身は保険募集人資格は持っていません(保険商品の販売・募集行為は行えません)。記事内の見解はあくまで代理店スタッフとしての観察と、FP3級保有者・自分の家族の保険を見直した一個人の立場からの整理です。

代理店は「商品の組み合わせ提案」が起点

保険代理店の現場では、相談者が「医療保険を見直したい」と来店した場合、最初から「弊社で取り扱っているA社・B社・C社の医療保険の中で、どれが合うか」という商品起点の提案になりやすい構造でした。家計全体の最適化より、自社で取り扱っている商品の中での比較に話が集中しがちです。

代理店スタッフ7年で見た限り、家計全体・他の保険商品との重複・公的保障の活用までを総合的に提案する代理店は2割程度でした。残りの8割は「商品の比較表を出して、月の保険料が安いものを推奨する」という流れで、相談者が「他の保険も見直すべきか」という疑問を持ち帰るケースが多かったです。

FP相談は「家計全体の最適化」が起点(理論上)

FP無料相談は理論上、家計全体・公的保障・資産形成までを含めた総合的なライフプランニングが起点です。日本FP協会の「ファイナンシャル・プランニングとは」でも、家計の現状把握→目標設定→プラン作成→実行→定期見直しという6ステップの構造が示されています。

ただし無料相談の場合、最終的な収益源が保険商品の販売手数料であることが多く、提案の最終段階で保険商品の比較に着地する流れになりやすい構造的特徴は存在します。代理店現場で見た範囲では、FP相談を経た相談者の方が「家計の数字を整理してから保険を選ぶ」という思考プロセスを持っていた傾向はありました。

「複数のFP相談 + 自分でFP3級レベルの知識」の組み合わせが現実的

私自身は退職後にFP3級を取得し、家族の保険を全件見直しました。当時の体験では、FP3級レベルの基礎知識(公的保障の範囲・税制・社会保険制度)があれば、無料FP相談の提案を「セカンドオピニオン」として活用できる感覚がありました。

FP3級の試験範囲は日本FP協会の公式テキストで200時間程度の学習で取得できる水準で、家計設計の基礎を体系的に学べます。「FP相談に依存する」のではなく「FP3級レベルの基礎知識 + 複数社の見積もり + 1〜2社のFP相談」という組み合わせが、提案を冷静に判断できる体制として機能しました。

私自身の家族保険見直しで年間30万円削減した実体験

代理店退職後にFP3級を取得して家族の保険を全面的に見直した結果、年間保険料を50万円から19.9万円へ約30万円削減できました。内訳は終身保険の解約(年18万円)、医療保険の日額減額(夫婦合計5.6万円)、学資保険を積立NISAに切り替え(年6万円)、自動車保険の補償見直し(0.5万円)です。

この見直しでは2社のFP無料相談も併用しましたが、最終的な判断は自分で行いました。FP相談で得た「公的保障の範囲の再確認」「資産配分の客観的レビュー」が判断材料として有用だった一方、最終決定をFPに丸投げしなかったことが成功要因だったと感じています。

FP相談の上手な活用手順|準備から比較までの流れ

代理店現場で「うまく使った」と評価できた相談者は、共通した手順を踏んでいました。FP無料相談を有効に使うための実践的な手順を整理します。

Step 1: 相談前に家計の数字を文書化する

相談予約の前に、以下の3つを A4 1枚に整理します。完璧でなくても、「月の家計収支」「資産・負債一覧」「現在加入中の保険一覧」の3点があれば、FP側が個別最適化した提案を出しやすくなります。

  • 月の家計収支(収入・固定費・変動費の3区分)
  • 資産・負債一覧(預貯金・投資・住宅ローン残高・自動車ローン等)
  • 加入中の保険一覧(保険会社名・商品名・保険料・保障内容・契約日)

日本FP協会も「くらしとお金のFP相談室」で同様の準備を推奨しています。

Step 2: 相談の目的を3つ以内に絞る

「今回の相談で確認したいこと」を3つ以内に絞って文書化します。たとえば次のような形です。

  • ①現在の医療保険の保障が過剰でないか
  • ②学資保険と積立NISAのどちらが教育資金に向くか
  • ③死亡保障の必要額の試算方法

3つに絞ることで、1時間の相談で具体的な答えを得やすくなります。漠然と「老後が不安」「保険を見直したい」という抽象テーマだと、提案が散らかります。

Step 3: 複数社のFP相談で同じ質問をする

1社のFP相談だけで決めずに、2〜3社で同じ質問をして提案を比較します。同じ目的の相談を複数社で受けると、各FPの提案傾向(特定の商品に偏る/公的保障の活用を勧める/資産形成を重視する 等)が見えてきます。

代理店現場の経験では、複数社で比較した相談者の方が、最終的な契約内容に満足する傾向が高かったです。1社の提案だけで決めた相談者は、後日「他の選択肢を知らなかった」と再相談に来るケースが目立ちました。

Step 4: 提案された商品を「ググる」

FP相談で提案された保険商品の名前は、その場でメモして帰宅後にネットで検索します。具体的には次の観点で調べます。

  • 保険会社の格付け(S&P・Moody’sなどの信用格付け)
  • 公開されている口コミ・評判(5〜10件程度を読む)
  • 同じ保障内容の他社商品との保険料比較
  • 解約返戻金・予定利率(あれば)

複数のレビューサイト・比較サイトで情報を集めると、提案の妥当性が判断しやすくなります。

Step 5: 1〜2週間の検討期間を取ってから判断する

提案を受けた当日に契約書にサインするのは避けます。1〜2週間の検討期間を取り、家族と相談・他社見積もりとの比較・自分の家計とのフィット感を確認してから判断します。

FPから「キャンペーン期間中」「今日決めれば特典」という訴求があっても、その場で決める判断は控えるのが安全です。優良なFPであれば、検討期間を取りたい申し出に対して柔軟に対応します。

FP無料相談のメリットとデメリット

FP無料相談の活用判断には、メリットとデメリットの両面を理解しておくことが欠かせません。代理店現場で観察した範囲を中心に整理します。

メリット4点

第一に、家計の現状を第三者と一緒に整理できることです。一人で家計簿を眺めるより、FPと対話しながら数字を整理する方が客観的な視点を得やすい構造があります。

第二に、公的保障の活用範囲を確認できることです。高額療養費制度・遺族年金・傷病手当金などは、自分で調べると複雑ですが、FPが整理して説明してくれることで判断しやすくなります。

第三に、複数の保険会社の商品を比較できることです。1社専属の代理店と違い、FP相談では提携している複数社の商品比較が可能です(提携社数はサービスにより異なる)。

第四に、何度でも無料で相談できるサービスが多いことです。1回で結論を出さず、複数回の相談で方向性を整理することも可能です。

デメリット4点

第一に、提案商品に偏りが出る可能性があることです。販売手数料の高い商品が提案に上りやすい構造的特徴があり、相談者側で見極めが要ります(金融庁「保険商品・募集に係る制度のあり方等」)。

第二に、FPの質にばらつきがあることです。業界歴の浅いFPに当たる場合や、得意領域が相談テーマと合わない場合、提案の質が下がります。

第三に、即決を促される場面があることです。「今月のキャンペーン」「期間限定」という訴求で契約を急かされる場合があり、冷静な判断が難しくなります。

第四に、相談時間が限られることです。1時間の相談で家計全体・保険・資産形成のすべてを整理するのは現実的ではなく、テーマを絞らないと表面的な提案で終わります。

「向いている人・向かない人」の判断軸

FP無料相談が向いているのは「家計の数字を自分で整理し、目的を3つ以内に絞れ、即決を避けられる人」です。代理店現場の感覚では、この3条件を満たせる相談者の満足度は7〜8割と高かったです。

逆に「漠然とした不安だけで相談し、提案を丸ごと受け入れる姿勢」の相談者は、契約後に後悔するパターンが多く、無料相談ではなく有料FP相談(1時間5,000〜20,000円)の方が中立的な助言を得やすい場合もあります。

FP無料相談を選ぶときのトラブル予防チェックリスト

代理店現場で見たトラブル事例と、公的機関が公開しているチェックポイントを組み合わせて整理しました。

事前確認したい7項目

確認項目確認のポイント
相談料が完全無料か「初回無料」「条件付き無料」ではないか公式サイトで確認
提携保険会社数多いほど比較選択肢が広がる(公式公開情報を確認)
FPの業界歴・経歴業界歴10年以上のFPが在籍するか
イエローカード等の保護制度担当者変更の仕組みがあるか
面談形式オンライン・訪問・店舗のどれに対応するか
キャンセル時の費用当日キャンセル等で費用が発生しないか
個人情報の取り扱いプライバシーポリシーが明示されているか

これらは公式サイトで事前確認できる項目です。申込み前に5分程度で全項目を確認できます。

トラブル発生時の相談窓口

FP相談・保険契約でトラブルが発生した場合の公的相談窓口は次の通りです。

代理店現場でも、こうした相談窓口の存在を知っているかどうかで、相談者のトラブル耐性に差がありました。事前に窓口の存在を頭に入れておくと、いざという時の判断が早くなります。

「即決を求めるFPは信用しない」のが原則

代理店スタッフ7年で見た中で、優良なFPと低品質なFPを分ける最も明確な指標は「検討期間を尊重するかどうか」でした。優良なFPは「ご家族と相談してから返事してください」「他社の見積もりも取ってから判断してください」と提案します。逆に「今日決めないと損」「次のキャンペーンは終わる」と即決を促すFPは、相談者の利益より自社の販売実績を優先している可能性が高いです。

消費者庁の「ステマ規制(景品表示法に基づく表示の運用基準)」でも、表示の妥当性・優良誤認の防止が強調されています。FPの提案が「優良誤認」を含んでいないかは、相談者側で確認できる範囲で点検する姿勢が安全です。

よくある質問(FAQ)

Q1: FP無料相談は本当に完全無料ですか?

A: 主要なサービス(マネーキャリア・保険見直しラボ・ほけんのぜんぶ・マネードクター等)は相談料が完全無料です。ただし運営の収益源は、相談後に保険商品が契約された場合の販売手数料です。相談を受けたからといって契約義務はありません。サービスによっては「初回無料・2回目以降有料」のケースもあるため、申込み前に公式サイトで料金体系の確認をおすすめします。

Q2: 無料相談で勧誘されることはありますか?

A: 提携保険会社の商品紹介は受けます。代理店スタッフ7年の現場では、提案された商品をその場で契約しなければならない義務はなく、「持ち帰って検討します」と伝えれば対応してもらえました。強引な勧誘を受けた場合は、保険見直しラボの「イエローカード制度」のような担当者変更の仕組みを使うか、別のFP相談サービスに切り替える選択肢があります。

Q3: FP相談前にどんな準備をすれば良いですか?

A: 「月の家計収支」「資産・負債一覧」「現在加入中の保険一覧」の3点を A4 1枚に整理して持参するのが基本です。さらに「今回の相談で確認したいこと3つ」を文書化しておくと、1時間の相談で具体的な答えが返ってきやすくなります。日本FP協会の「FPに相談する」ページでも同様の準備リストが公開されています。

Q4: 複数のFP相談サービスを使っても問題ないですか?

A: 問題ありません。同じ目的の相談を2〜3社で受けて提案を比較すると、各FPの提案傾向の違いが見えてきます。代理店スタッフ7年の現場では、複数社で比較した相談者の方が最終的な契約内容に満足する傾向が高かったです。同じ質問を複数のFPにすることで、提案の妥当性を判断しやすくなります。

Q5: 無料相談と有料相談はどちらが良いですか?

A: 目的によります。家計の整理・保険の見直しなど基本的な相談は無料相談で十分対応可能です。年金分割・相続対策・確定申告など専門性が高い相談、または完全に中立的なアドバイスを求める場合は、1時間5,000〜20,000円の有料相談が向きます。日本FP協会の有料相談料の目安が公開されています。代理店現場の経験では、複雑な相続案件は有料FPの方が踏み込んだ提案を得やすい傾向でした。

Q6: FP3級の知識を自分で身につけてから相談した方が良いですか?

A: 余裕があれば推奨します。FP3級の試験範囲は公的保障・税制・社会保険制度の基礎を体系的に学べる構造で、200時間程度の学習で取得できる水準です。私自身は退職後にFP3級を取得してから家族の保険を見直した結果、FP相談の提案を「セカンドオピニオン」として活用でき、年間30万円の保険料削減につながりました。FP相談に依存せず、自分で判断する基礎知識があると、提案を冷静に評価できます。

まとめ|FP無料相談は「準備と姿勢」で結果が決まる

FP無料相談は、家計と保険を第三者と整理する手段として有用ですが、相談者側の準備と姿勢で結果が大きく変わります。代理店スタッフ7年・500件超の相談対応で見てきた範囲では、「相談の目的を3つ以内に絞る」「家計の数字を準備する」「即決を避ける」の3つを守れば、満足度の高い相談につながりやすい傾向でした。

主要なFP無料相談サービス(マネーキャリア・保険見直しラボ・ほけんのぜんぶ・マネードクター等)は得意領域と提携保険会社数に差があり、相談テーマで選び分けるのが現実的です。複数社で同じ質問をして提案を比較し、1〜2週間の検討期間を取ってから判断する流れが安全な使い方です。

私自身は退職後にFP3級を取得し、家族の保険を全件見直して年間30万円の保険料削減を実現しました。「FP相談に依存する」のではなく「FP3級レベルの基礎知識 + 複数社の見積もり + セカンドオピニオンとしてのFP相談」という組み合わせが、提案を冷静に判断できる体制として機能した実体験です。

次のアクションとして、以下の3点をおすすめします。

  • 家計の月次収支・資産負債一覧・加入中の保険一覧を A4 1枚に整理する
  • 相談の目的を3つ以内に絞って文書化する
  • 2〜3社のFP相談サービスに同じ目的で申込み、提案を比較する

最後にもう一度: FP無料相談で提案を受けた商品は、その場で契約せず1〜2週間の検討期間を取ってから判断してください。金融庁「金融サービス利用者相談室」国民生活センターのような公的相談窓口の存在を頭に入れておくと、いざという時の判断が早くなります。

本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の保険選び・資産設計の判断は読者ご自身でお願いします。最終的な保険選択・契約はFP・保険会社担当者へのご相談の上、ご自身のご判断でお願いします。具体的な契約内容や給付条件、最新のキャンペーン情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。

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この記事を書いた人

保険代理店で7年間スタッフとして働いてきた和田です。私はFP3級を持っていますが、FPとして保険のコンサルティングをしていたわけではありません。代理店の内側で「どのように保険が売られているか」を7年間見てきた観察者です。

現場にいると気になったことがあります。手数料ランキング上位の商品が推奨されやすいこと、顧客の家計状況を丁寧に聞かずに提案が進むこと。「この保険で本当にいいのかな」と思う場面を何度も見てきました。

退職後、FP3級を取得して自分の家族の保険を全件見直しました。手順を知っていれば、ネットと各社の見積もりを使って自分でできます。そのとき年間保険料を約30万円削減できました。当サイトでは、その手順と「代理店側が教えてくれない判断軸」を整理しています。**最終的な保険の選択は、中立的なFPへの相談もあわせてご検討ください**。

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